【本日の見通し】介入警戒感継続も流れはドル高円安

【本日の見通し】介入警戒感継続も流れはドル高円安
　　
　昨日のドル円はロンドン市場で159円60銭前後から158円82銭まで急落し、戻すという場面が見られた。介入警戒感が強い中、レートチェックではなどの噂が流れていた。160円が近づき、市場がかなり神経質になっている。ただ昨日も下げた後すぐに戻したように、実際に介入が入ればともかく、それ以外では流れを崩すことは難しい。
　ドル円は159円台後半での推移を中心に160円超えのタイミングをうかがう展開が見込まれる。
　　　
　ユーロドルは1.07台前半での推移。先週末に1.06台をトライした際も下値押しにやや慎重姿勢が見られた。フランスの政治情勢への懸念があり、上値がかなり重いが、動きは限定的か。
　　
　ユーロ円は対ドルでのユーロの買いが見られる中、ドル円が堅調で、しっかりの展開。ただ、ドル円が一時急落した際に171円20銭前後から170円33銭を付けるなどドル円での円買い介入関連の動きにはかなり警戒感が見られる。
　　
MINKABU PRESS 山岡和雅