アジア株 総じて下落、香港株は大幅続落

東京時間18:03現在
香港ハンセン指数　　 18028.52（-306.80　-1.67%）
中国上海総合指数　 2998.14（-7.30　-0.24%）
台湾加権指数　　　　 23253.39（-152.71　-0.65%）
韓国総合株価指数　 2784.26（-23.37　-0.83%）
豪ＡＳＸ２００指数　　　 7795.97（+26.54　+0.34%）
インドＳＥＮＳＥＸ３０種　 77318.63（-160.30　-0.21%）

　２１日のアジア株は総じて下落。前日の米国株式市場でハイテク関連株の下落を受けて、軟調に推移する市場が多くみられた。台湾株は反落。前日まで最高値更新が続いたことで、利益確定の売りに押された。香港株は大幅続落。ハイテク株や不動産株などが売られた。上海株は小幅続落。人民元安や資金流出懸念が上値を抑えた。
　　　
　上海総合指数は小幅続落。通信会社の中国電信（チャイナ・テレコム）、自動車メーカーの長城汽車が買われる一方で、酒造会社の貴州茅臺酒、石油大手の中国石油天然気（ペトロチャイナ）、金属採掘会社の紫金鉱業集団（ズージン・マイニング・グループ）、ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網が売られた。
　　　
　香港ハンセン指数は大幅続落。再生エネルギー製品メーカーの信義光能（シンイー・ソーラー）、光学機器メーカーの舜宇光学科技（サニー・オプティカル・テクノロジー）、不動産会社の恒隆地産（ハンルン・プロパティーズ）、海上輸送会社の東方海外国際（オリエント・オーバーシーズ）、多角経営企業の新世界発展（ニューワールド・ディベロップメント）が売られた。
　　　
　豪ＡＳＸ２００指数は小反発。医薬品メーカーのＣＳＬ、投資銀行のマッコーリー・グループが買われる一方で、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズ、探鉱採掘サービス会社のフォーテスキュー、建設資材メーカーのジェームス・ハーディ・インダストリーズ、ソフトウェアサービスのコンピュータシェアが売られた。