やはり“一旦一服”と見るべき…!? - ドル円

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最新投稿日時:2024/06/19 11:14 - 「やはり“一旦一服”と見るべき…!? - ドル円」(武市佳史)

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やはり“一旦一服”と見るべき…!? - ドル円

著者:武市佳史
投稿:2024/06/19 11:14

◆ 一時“158円台”に上昇も… - 結局“157円台”


「仏政局不安」を背景とした“リスク回避姿勢”がさらに緩む中、昨日は「タカ派寄りの豪RBA据え置き」を背景にした“金利選好姿勢”が優勢となりました。
このためドル円は一時“158.222円”へと上昇するなど、“円売り”が目立ちました。

一方で「米小売売上高」が“弱め(+0.1%/前月も△0.2%に下方修正)”となったことで、NYタイム以降は米10年債利回りが“急低下(→4.20%)”つれて“ドル売り”も目立ちました。
こうして再び“157円台”へと押し戻されると、そのままの水準にて昨日の取引を終えています。

◆ 抜け切るには“材料不足”の印象が否めない…?


こうなると上方向に向けたポイントは「“6/14高値(158.256円)”突破の有無」と、そして「終値ベースでの“158円台”維持」ということになってきます。
前記「米年内利下げ」へ思惑は高まりつつあるように見えますが、一方で昨日もFRB要人は「米早期利下げに消極的」な発言を繰り返しています。
そうなると“方向感定まらず”は継続していると見るのが妥当であり、それでいて「米国休場(奴隷解放記念日)」というスケジュールから“流動性低下”は否めないところ…。

昨日の「タカ派寄りの豪RBA据え置き」が動意づくキッカケになったことを踏まえれば、「英CPI&RPI」を機に動き出さないとも限らないという点には注意が必要といえます。
それでも前記「“6/14高値(158.256円)”突破の有無」そして「終値ベースの“158円台”」を注視しつつ、“上値の重さ”を基本としたいところです。

◆ ドル円 抵抗・支持ライン

※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。

159.000(大台)
158.899(ピボットハイブレイクアウト)
158.545(5/3~5/14-5/16の100%返し、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:158.338(+2σ)
上値4:158.256(6/14高値、6/18高値、4/29~5/3の76.4%戻し水準)
上値2:158.192(ピボット1stレジスタンス)
上値1:158.000(大台)
前営業日終値:157.832
下値1:157.613(+1σ)
下値2:157.519(4/18安値、ピボット1stサポート)
下値3:157.156(6/17安値、ピボット2ndサポート)
下値4:156.984(6/12~6/14の50%押し、大台)
下値5:156.893(20日移動平均線)
156.804(6/14安値、ピボットローブレイクアウト)
156.684(6/12~6/14の61.8%押し、日足・一目均衡表転換線)
156.559(6/13安値)

《10:50》

武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

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