【本日の見通し】ドル高基調を意識
【本日の見通し】ドル高基調を意識
昨日の市場でドル円は157円20銭前後を付けた。米購買担当者景気指数(PMI)が好結果となり、今週の米FOMC議事要旨を受けて広がっていた当面の金利据え置き見通しがさらに強まる形でドル高となった。PMI発表前までは何とか多数派となっていた9月の利下げ期待について、据え置きと拮抗する状況となっている。
今日もドルはしっかりの動きが期待される。大きな材料が予定されておらず、やや様子見ムードが広がる中、週末を前にどこまで上値を試せるかがポイントとなる。157円台に再び乗せて、大台をしっかり維持するような動きを見せると、来週にかけて158円トライの流れが強まると見込まれる。
ユーロドルはユーロ圏及び独、仏の製造業PMIの好結果もあり、ロンドン市場からNY朝にかけてユーロ買いとなり、一時1.0860台を付けたが、米PMI後のドル買いに1.0805前後まで下げる展開となった。ECBの6月利下げはかなり部分がすでに織り込まれており、米国の利下げ開始先送り期待で、金利差拡大からのユーロ売りドル買いとなっている。もっとも値動き自体は落ち着いている。今日も上値の重さを試しながら下値を意識する展開が見込まれる。1.0800を割り込めるかどうかがポイント。
ユーロ円はユーロ圏製造業PMIなどを受けたユーロ買いに一時170円30銭台を付けたが、対ドルでの下げもあり、169円50銭前後を付けている。ドル主導でやややりにくい展開が続きそう。
MINKABU PRESS 山岡和雅
昨日の市場でドル円は157円20銭前後を付けた。米購買担当者景気指数(PMI)が好結果となり、今週の米FOMC議事要旨を受けて広がっていた当面の金利据え置き見通しがさらに強まる形でドル高となった。PMI発表前までは何とか多数派となっていた9月の利下げ期待について、据え置きと拮抗する状況となっている。
今日もドルはしっかりの動きが期待される。大きな材料が予定されておらず、やや様子見ムードが広がる中、週末を前にどこまで上値を試せるかがポイントとなる。157円台に再び乗せて、大台をしっかり維持するような動きを見せると、来週にかけて158円トライの流れが強まると見込まれる。
ユーロドルはユーロ圏及び独、仏の製造業PMIの好結果もあり、ロンドン市場からNY朝にかけてユーロ買いとなり、一時1.0860台を付けたが、米PMI後のドル買いに1.0805前後まで下げる展開となった。ECBの6月利下げはかなり部分がすでに織り込まれており、米国の利下げ開始先送り期待で、金利差拡大からのユーロ売りドル買いとなっている。もっとも値動き自体は落ち着いている。今日も上値の重さを試しながら下値を意識する展開が見込まれる。1.0800を割り込めるかどうかがポイント。
ユーロ円はユーロ圏製造業PMIなどを受けたユーロ買いに一時170円30銭台を付けたが、対ドルでの下げもあり、169円50銭前後を付けている。ドル主導でやややりにくい展開が続きそう。
MINKABU PRESS 山岡和雅
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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