続落、堅調な米PMIから米金利据え置き長期化を意識=NY原油概況
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=76.87(-0.70 -0.90%)
ニューヨーク原油の期近は続落。米国で高水準の政策金利が長期間にわたって据え置かれ、石油需要が下振れするリスクがあることが相場を圧迫した。米S&Pグローバルが発表した5月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値が54.4と、2022年4月以来の高水準となり、米金利据え置き観測が強まった。米新規失業保険申請件数は21万5000件と低水準を維持しており、雇用環境が悪化する兆候が見られないことも米政策金利の据え置きを示唆する。
時間外取引で7月限は軟調だったが、通常取引開始を控えて上げに転じ78.66ドルまで強含み。ただ、その後は売りに押されて再びマイナス圏での取引となると、76.43ドルまで下落した。
MINKABU PRESS
1バレル=76.87(-0.70 -0.90%)
ニューヨーク原油の期近は続落。米国で高水準の政策金利が長期間にわたって据え置かれ、石油需要が下振れするリスクがあることが相場を圧迫した。米S&Pグローバルが発表した5月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値が54.4と、2022年4月以来の高水準となり、米金利据え置き観測が強まった。米新規失業保険申請件数は21万5000件と低水準を維持しており、雇用環境が悪化する兆候が見られないことも米政策金利の据え置きを示唆する。
時間外取引で7月限は軟調だったが、通常取引開始を控えて上げに転じ78.66ドルまで強含み。ただ、その後は売りに押されて再びマイナス圏での取引となると、76.43ドルまで下落した。
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