*12:11JST NANO MRNA---mRNA医薬パイプラインの拡充および既存パイプラインの研究開発が進捗
NANO MRNA<4571>は14日、2024年3月期連結決算を発表し、16日に決算説明会を開催した。売上高が前期比32.9%減の1.35億円、営業損失が8.64億円(前期は12.46億円の損失)、経常損失が7.49億円(同11.04億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失が7.80億円(同13.10億円の損失)となった。
新たなビジネスモデルに転換した当年度においては、事業推進の基盤となるアクセリード及び傘下企業、並びにIPガイアとの協業体制をより緊密なものとし、人事交流なども進んだ。mRNA医薬については、既存パイプラインの研究開発を推進し、花王<4452>との包括共同研究契約下に免疫寛容ワクチンの共同研究を開始した。また初期段階のパイプラインの推進、及び新規課題の探索を進めた。
mRNA医薬パイプライン:同社の変形性膝関節症に対するmRNA組織再生医薬の医師主導治験は、当期中の開始を目指して規制当局と相談を進めてきた。その結果、本医師主導治験の開始を2024年度後半とすることとし、準備を継続している。
花王との共同研究については、順調に推移しており、新たなプロジェクトが2つ加わり、3つのプロジェクトが進むことが報告された。
今後、企業及びアカデミア等のさまざまなパートナーとの共同研究開発などによりパイプラインをさらに拡充し、開発候補の製薬企業等へのライセンスアウトを進めていくとしている。
mRNA医薬以外のパイプライン:脳腫瘍の中で最も悪性度が高い膠芽腫を対象とするTUG1ASOの医師主導第I相臨床試験が2024年2月に開始され、順調に進捗している。NC-6100は公益財団法人がん研究会有明病院において、医師主導第I相臨床試験が実施されており、高用量コホートまで試験が進捗し、薬物動態解析を進めている。
同社のビジネスモデルであるIPGモデルは、現在3つの協創型で進んでいる。IP創出型となる企業との共同研究型および自社・アカデミアとの共同研究型に加え、受託型のビジネスも増えてきており、今後の収益に貢献すると期待できるとしている。
2025年3月期通期の連結業績予想について、売上高が前期比62.0%減の0.51億円、営業損失が12.42億円、経常損失が11.92億円、親会社株主に帰属する当期純損失が12.06億円を見込んでいる。なお、売上高には、交渉中の案件などは含まれていないとしている。
<SI>
新たなビジネスモデルに転換した当年度においては、事業推進の基盤となるアクセリード及び傘下企業、並びにIPガイアとの協業体制をより緊密なものとし、人事交流なども進んだ。mRNA医薬については、既存パイプラインの研究開発を推進し、花王<4452>との包括共同研究契約下に免疫寛容ワクチンの共同研究を開始した。また初期段階のパイプラインの推進、及び新規課題の探索を進めた。
mRNA医薬パイプライン:同社の変形性膝関節症に対するmRNA組織再生医薬の医師主導治験は、当期中の開始を目指して規制当局と相談を進めてきた。その結果、本医師主導治験の開始を2024年度後半とすることとし、準備を継続している。
花王との共同研究については、順調に推移しており、新たなプロジェクトが2つ加わり、3つのプロジェクトが進むことが報告された。
今後、企業及びアカデミア等のさまざまなパートナーとの共同研究開発などによりパイプラインをさらに拡充し、開発候補の製薬企業等へのライセンスアウトを進めていくとしている。
mRNA医薬以外のパイプライン:脳腫瘍の中で最も悪性度が高い膠芽腫を対象とするTUG1ASOの医師主導第I相臨床試験が2024年2月に開始され、順調に進捗している。NC-6100は公益財団法人がん研究会有明病院において、医師主導第I相臨床試験が実施されており、高用量コホートまで試験が進捗し、薬物動態解析を進めている。
同社のビジネスモデルであるIPGモデルは、現在3つの協創型で進んでいる。IP創出型となる企業との共同研究型および自社・アカデミアとの共同研究型に加え、受託型のビジネスも増えてきており、今後の収益に貢献すると期待できるとしている。
2025年3月期通期の連結業績予想について、売上高が前期比62.0%減の0.51億円、営業損失が12.42億円、経常損失が11.92億円、親会社株主に帰属する当期純損失が12.06億円を見込んでいる。なお、売上高には、交渉中の案件などは含まれていないとしている。
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