ソフトバンクGは続伸で75日線キャッチアップが目前、引け後に決算発表控え思惑錯綜
ソフトバンクグループ<9984.T>が続伸。全般軟調地合いのなか裁定解消売りをこなして上値指向を維持、上値抵抗ラインとなっている75日移動平均線へのキャッチアップが目前に迫った。米国株市場では半導体関連株が足もと底堅い値動きとなってきた。同社が傘下に置く英半導体設計大手のアーム<ARM>の株価も前週末は5%を超える上昇で大きく切り返しており、これが追い風材料となっている。また、ソフトバンクGはきょう取引終了後に24年3月期の決算発表を控えており、この内容にもマーケットの関心が高い。タイミング的には積極的な買いを入れにくいものの、一方で貸株市場を経由した貸株調達による空売りの手仕舞い買い戻しなどが株価に浮揚力を与えている可能性がある。
出所:MINKABU PRESS
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