アルバイトＴ、前期最終を一転赤字に下方修正

　アルバイトタイムス <2341> [東証Ｓ] が4月9日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年2月期の連結最終損益を従来予想の700万円の黒字→3200万円の赤字(前の期は4400万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。ただ、通期の連結経常利益は従来予想の2200万円→4600万円(前の期は6700万円)に2.1倍上方修正し、減益率が67.2％減→31.3％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結最終損益も従来予想の3300万円の赤字→7200万円の赤字(前年同期は6700万円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　前回公表時の予想数値と比較し、連結売上高は前回予想を上回りました。また、更なる販売管理費等のコストの見直しを実施し営業利益及び経常利益においても前回予想を上回る見通しとなりました。しかしながら、上記のとおり投資有価証券評価損を特別損失に計上する予定であるため親会社株主に帰属する当期純利益は損失となる見通しであります。なお、配当につきましては、従来予想（１株当たり普通配当３円、記念配当２円 年間配当計５円）の変更はいたしません。（注）上記の予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後発生する様々な要因により予想数値とは異なる可能性があります。