住友重が反発、「リン吸着バイオ炭によるリン回収および炭素貯留技術の実証事業」が国交省の公募事業に採択
住友重機械工業<6302.T>が反発している。午後1時30分ごろ、子会社住友重機械エンバイロメントが参加する共同研究体で応募した「リン吸着バイオ炭によるリン回収および炭素貯留技術の実証事業」が、国土交通省の下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)の公募テーマ「炭化物により下水汚泥資源からリンを回収する技術」に採択されたと発表しており、好材料視されている。
同事業は近年、輸入依存度の高い肥料原料の国際価格が不安定化し、下水資源を肥料利用する必要性が高まっていることや、カーボンニュートラル実現に向けてバイオ炭による農地への炭素貯留技術が世界的に注目を集めていること、その一方で下水汚泥肥料の安全性の担保やリン回収における施設整備コストなどの課題があることから、それらを同時解決するのが狙い。応募テーマは、フジタ(東京都渋谷区)、東北大学、国際農林水産業研究センター(茨城県つくば市)、広島県福山市からなる共同研究体で応募したもので、住友重機械エンバイロメントは既存処理場との最適な接続方法の計画・設計と、リン回収システムの省コスト化の検討を担当する。
出所:MINKABU PRESS
同事業は近年、輸入依存度の高い肥料原料の国際価格が不安定化し、下水資源を肥料利用する必要性が高まっていることや、カーボンニュートラル実現に向けてバイオ炭による農地への炭素貯留技術が世界的に注目を集めていること、その一方で下水汚泥肥料の安全性の担保やリン回収における施設整備コストなどの課題があることから、それらを同時解決するのが狙い。応募テーマは、フジタ(東京都渋谷区)、東北大学、国際農林水産業研究センター(茨城県つくば市)、広島県福山市からなる共同研究体で応募したもので、住友重機械エンバイロメントは既存処理場との最適な接続方法の計画・設計と、リン回収システムの省コスト化の検討を担当する。
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