積水化学工業株式会社(代表取締役社長:加藤敬太、以下「当社」)は3月11 日、日本健康会議*1により、8年連続で「健康経営優良法人大規模法人部門(ホワイト500)」に認定されました。また、健康経営*2に積極的に取り組んでいる当社のグループ会社32社*3を含めての認定となります。
当社グループは、「従業員は社会からお預かりした貴重な財産である」という考え方に基づき、従業員の健康管理に取り組んできました。この取り組みをさらに一歩進め、従業員の健康推進を経営戦略としてとらえて、すべての従業員が、心身ともにそして社会的にも良好な状態である Well-Beingであることを目指し、5つのセグメントで活動を進めています。
<当社グループ従業員の健康増進のための具体的取り組み>
1.体の健康 -健康診断と生活習慣病対策-
グループ全社共通の健康管理システムを導入し推進体制の強化を図っています。また、実施することによって寿命に差が出るといわれている7つの健康習慣の実行推進を目的として健康アプリ(カロママプラス)を導入し、「七冠王アプリ」と命名して従業員が楽しく健康増進に取り組めるよう様々な工夫を実施しています。
2.心の健康 -ストレスチェックと研修制度、相談センター-
ストレスチェックは、努力義務である集団分析、職場環境改善までグループ全社で実施しています。新任管理職、中途採用者、海外赴任者に対しては、Webによるストレスマネジメント研修を実施し、ストレスのセルフコントロール指標で向上が見られています。また従業員が誰でも利用できる相談センターを設置し、セーフティネットとしての機能も強化しています。
3.組織 -安心して働ける職場と制度-
化学物質や作業姿勢、騒音など職場に存在するさまざまな健康障害要因に対して、労働安全衛生マネジメントシステムの活用により、グループ全体で改善活動を推進しています。また、女性の健康課題に対して全従業員、女性、管理職と層別の研修を実施し、従業員が配慮された環境の中で安心して働くことができる風土醸成及び社内制度の充実に努めています。
4.グループ一体での取り組み
健康経営推進をグループ一体で取り組み、国内関係会社32社が「健康経営優良法人2024大規模法人部門(ホワイト500)」に認定されました。また、全事業場(約300事業場)に健康管理責任者と担当者を配置して、確実に健康経営推進の取り組みが行われるよう体制を整備しています。
5.働きがい・やりがい・生産性向上
1~4のセグメントでの取り組みを確実に実施することにより、働きがいと生産性の向上を目指していきます。生産性向上の見える化を図り、2019年度から「プレゼンティーズム(心身の状態の不調から本来発揮されるべきパフォーマンスが低下している状態)」と「アブセンティーズム(病気や体調不良などにより会社を欠勤すること)」の測定を開始しました。
当社グループは、今後もすべての従業員が心身ともに、そして社会的にも良好な状態であるWell-Beingを目指して健康経営を推進し、事業を通じて地域・社会へ貢献していきます。
※1:「日本健康会議」は、少子高齢化が急速に進展する日本において、国民一人ひとりの健康寿命延伸と適正な医療について、民間組織が連携し行政の全面的な支援のもと実効的な活動を行うために組織された活動体。
※2:「健康経営」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標。
※3:認定を受けた当社グループ32社
■経済産業省発表サイト
https://www.meti.go.jp/press/2023/03/20240311004/20240311004.html
以上
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