サンネクスタ、今期最終を一転4倍増益に上方修正

　サンネクスタグループ <8945> [東証Ｓ] が3月8日大引け後(15:30)に業績修正を発表。24年6月期の連結最終利益を従来予想の4.8億円→19.3億円(前期は4.8億円)に4.0倍上方修正し、一転して4.0倍増益見通しとなった。ただ、通期の連結経常利益は従来予想の7億円→6.7億円(前期は9億円)に4.3％下方修正し、減益率が22.6％減→25.9％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結最終利益も従来予想の2.8億円→17.3億円(前年同期は2.5億円)に6.1倍増額し、増益率が10.1％増→6.7倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　本日付けで公表いたしました「公開買付けへの応募及び特別利益の計上（見込）並びに資本提携の解消に関するお知らせ」に記載のとおり、第一生命ホールディングス株式会社による株式会社ベネフィット・ワンの普通株式に対する公開買付けが成立し、当社が保有する株式会社ベネフィット・ワンの普通株式1,041,000株全てを売却した場合、受取配当金の減少により経常利益が減少するとともに、投資有価証券売却益2,134百万円を特別利益として計上することから親会社株主に帰属する当期純利益が増加する見込みであるため、通期連結業績予想を修正するものであります。※上記の業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、 　実際の業績は今後の様々な要因によって予想値と異なる可能性があります。