◆ 一時“ドル売り”で反応する場面も見られたが… - PCEコア・デフレータ
注目の「米PCEコア・デフレータ」は、“2021年3月以来の3%割れ(+2.9%)”となりました。
「インフレ沈静化」への思惑を再確認した格好となり、発表直後は“ドル売り”で反応する場面も見られています。
一方で前日の「米GDP」は“強め(+3.3%)”となったこともあり、「米早期利下げ観測」への影響は限定されています。
また「欧早期利下げ観測」はさらに強まっている印象が強く、「米欧金利格差」を背景にした“ドル買い”は根強いものがあります。
こうして“方向感定まらず”が継続する中、ドル円は“148円台”へと持ち直して、先週末の取引を終えているのが実状といえます。
◆ 目先は“動きづらい”…?
本日は「スポット取引の月末最終応当日」となるだけに、「月末要因フロー」が優勢となる可能性は否めないところです。
ただ明日から始まる「FOMC」を前に、“方向感定まらず”から脱却するのは如何ともしがたい…?
月末を控えていることもあって、「新規のポジション形成」に関しては目先は難しいといわざるを得ません。
また終値ベースで見ると、17日に回復して以降、急落した24-25日の2日間を除いて“全てが148円台”という事実もあります。
いわゆる「居心地の良さ」が意識されやすい中、主要イベントを控えるスケジュール感とあっては…。
新たな材料が飛び出さない限り、もうしばらく“(148円を中心とした)揺れ動き”と見ておく必要がありそうです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
149.984(23/11/20高値、大台)
149.747(23/11/22-24高値)
149.668(23/11/27高値)
上値5:149.238(ピボットハイブレイクアウト)
上値4:149.000(大台)
上値3:148.825(23/11/28高値、1/19高値)
上値2:148.704(1/23高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値1:148.375(1/24高値、+2σ、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:148.146
下値1:148.000(大台、+1σ)
下値2:147.724(日足・一目均衡表転換線)
下値3:147.626(ピボット1stサポート)
下値4:147.540(100日移動平均線)
下値5:147.393(1/26安値、20週移動平均線)
147.083(1/25安値、ピボット2ndサポート)
146.968(1/23安値、大台)
146.820(ピボットローブレイクアウト)
146.647(1/24安値)
146.577(1/12~1/18の50%押し)
146.426(日足・一目均衡表先行スパン上限)
《11:30》
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