住江織は強含む、車両内装材が堅調で24年5月期業績予想を上方修正
住江織物<3501.T>が強含みで推移している。11日午前11時、24年5月期の連結業績予想の上方修正を発表したことが株価の刺激材料となった。今期の売上高の見通しはこれまでの990億円から1022億円(前期比7.8%増)に、最終利益の見通しは13億円から16億円(同5.0倍)にそれぞれ引き上げた。第2四半期累計(6~11月)は自動車・車両内装事業で、顧客となる日系自動車メーカーの生産台数が回復傾向となったほか、円安も寄与した。コロナ禍で落ち込んだ鉄道・バス向けの内装材需要の回復にも対応したほか、原材料高を背景とした価格転嫁も奏功。同事業は引き続き堅調に推移する見込みという。事業再編を進めた北中米拠点での子会社の黒字化も業績を押し上げる要因となる。
出所:MINKABU PRESS
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