ETF売買動向＝15日前引け、ＮＹダウブル、野村外リートが新高値

　15日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比32.1％減の1332億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同29.2％減の1064億円だった。

　個別では上場インデックスファンド米国株式ヘッジ <2562> 、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> 、グローバルＸ　ロジスティクス・ＲＥＩＴ　ＥＴＦ <2864> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ外国ＲＥＩＴ・Ｓ＆Ｐ先進国 <2515> 、ＮＺＡＭ　上場投信　ＮＡＳＤＡＱ１００ <2087> など12銘柄が新高値。ＳＭＤＡＭ　Ａｃｔｉｖｅ　ＥＴＦ　日本高配 <2011> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　中国科創板　５０（ＳＴＡＲ５０） <2628> 、ＮＥＸＴ　ＮＹ　ダウ・ベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> 、ＮＥＸＴ　インドベア <2047> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> が7.75％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> が7.56％高、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が6.59％高、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> が5.76％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が5.57％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が394円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金633億2700万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均768億5200万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFでは楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が76億6500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が71億1800万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が59億8900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が58億2600万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が56億4100万円の売買代金となった。

株探ニュース