博報堂ＤＹ、今期経常を29％下方修正

　博報堂ＤＹホールディングス <2433> [東証Ｐ] が11月13日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比85.2％減の35.6億円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の510億円→360億円(前期は603億円)に29.4％下方修正し、減益率が15.5％減→40.4％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比10.8％減の324億円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は24.1億円の赤字(前年同期は101億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の4.0％→-1.2％に急悪化した。

株探ニュース