参天薬、今期最終を18％上方修正

　参天製薬 <4536> [東証Ｐ] が11月7日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益は192億円の黒字(前年同期は220億円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の250億円の黒字→295億円の黒字(前期は149億円の赤字)に18.0％上方修正した。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益は前年同期比44.8％増の102億円に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終損益は88.6億円の黒字(前年同期は287億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-43.2％→16.8％に急改善した。

株探ニュース