サンリン、上期営業を一転赤字に下方修正

　サンリン <7486> [東証Ｓ] が11月2日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結営業損益を従来予想の1億円の黒字→1.1億円の赤字(前年同期は1.6億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
　なお、通期の営業利益は従来予想の6.5億円(前期は5.1億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高におきましては、主にエネルギー関連事業のＬＰガス及び石油類の販売数量減少等の影響により、若干予想を下回る予想となりました。利益面におきましては、ＬＰガス及び石油類の販売数量減少の影響に加え、ＬＰガスの仕入価格の下落に伴った棚卸影響による売上原価の増大及び電気事業の電力調達価格高止まりによる利益減少等により、前回発表予想を下回る見込みとなりました。　なお、特別利益として座光寺給油所の土地収用に伴う収用補償金97百万円を計上しております。　通期（2023年４月１日～2024年３月31日）の連結業績予想につきましては、当社グループの売上高及び利益面において、季節的変動が大きいＬＰガス・灯油等のエネルギー関連事業の第３四半期及び第４四半期に占めるウエイトが高く、ＬＰガス及び石油類等の仕入価格や気候の変動等により、販売価格及び数量に対し不確定な要素が多いため、現時点での変更はありません。（注）上記の通期予想等につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づくものです。実際の業績は、今後様々な要因により予想数値と異なる場合があります。