京セラがマド開け続急伸、今期業績予想引き下げもKDDI株の保有見直し期待膨らむ◇
京セラ<6971.T>がマドを開けて続急伸し、年初来高値を更新した。1日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を下方修正した。最終利益の見通しは1450億円から1230億円(前期比3.9%減)に引き下げた。増益予想から一転して減益を計画する。ネガティブな内容の決算発表の一方で、株式市場では政策保有株式であるKDDI<9433.T>株の活用策に対する期待が高まり、機関投資家を中心に買いが集まったようだ。
KDDI株の保有見直しの検討については、同日の決算説明会において触れられたようだ。今期の売上高予想は2兆1000億円から2兆500億円(同1.2%増)に見直した。半導体関連や情報通信市場の回復の遅れが響く。9月中間期の売上高は前年同期比2.7%減の9852億9000万円、最終利益は同25.3%減の564億8700万円だった。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
KDDI株の保有見直しの検討については、同日の決算説明会において触れられたようだ。今期の売上高予想は2兆1000億円から2兆500億円(同1.2%増)に見直した。半導体関連や情報通信市場の回復の遅れが響く。9月中間期の売上高は前年同期比2.7%減の9852億9000万円、最終利益は同25.3%減の564億8700万円だった。
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