注目4銘柄(2023.10.20)

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最新投稿日時:2023/10/20 20:50 - 「注目4銘柄(2023.10.20)」(みんかぶ株式コラム)

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注目4銘柄(2023.10.20)

著者:藤根 靖晃
投稿:2023/10/20 20:50

チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップしています。

パーク24 <4666> 【2+→2+】

「国内駐車場は堅調、モビリティは会員数増加が続き利用料は改善(速報)」

 6日、9月の同社グループ速報数値が発表となった。中核の駐車場事業国内の売上高(主要タイムズカーバ―キングの売上高)は9月が前年同月比6.5%増となり、8月の8.2%増に続き4Q(8-10月)に入っても連続で前年同月を上回った。23/10期は期初から11カ月連続で前年を上回る推移が続いている。また、コロナ禍前の19/10期と比較すると売上高は6月を除きコロナ禍前の水準を下回っているが、売上総利益額では毎月コロナ禍前を上回る水準での推移が続いている。また、モビリティ事業に関しては9月のタイムズカー(従来のカーシェアとレンタカーの融合サービス)の利用料は、前年同月及び19/10期同月より改善したとし、会員数は前月から48千人増加の2,387千人になったとした。

予想ROE:33.0% PBR:5.1倍、来期予想PER:15.2倍、来期予想EPS成長率:19%株価(10/20終値):1,659円 Fモデルによる理論株価:1601円(10月17日by高田悟)

三井ハイテック <6966> 【新規→2+】

「HEV・EV向けモーターコアの成長が継続、「カシメ」に加え「接着」も供給へ」

 同社製リードフレーム及びモーターコアの競争力の源泉は、超精密金型技術にある。なかでも、HEV・EV向けモーターコアは、多くのトヨタ車に採用されるなど高い評価を獲得している。製造工程の中核は、電磁鋼板を重ねる積層。同社は高精度な金型を用いた「カシメ積層方式」に強みを持つ。投資評価は「2+」。収益成長が続くとみられるなか、株価指標面において割安感があるものと判断する。24/1期上期業績は、売上高936億円(前年同期比10%増)、営業利益84億円(同34%減)となった。TIWでは24/1期は15%増収、20%営業減益を予想。25/1期については21%増収、38%営業増益を見込む。モーターコアでは「接着積層方式」にも着手、近く供給体制が整うものとみられる。コスト競争力に優れる従来の「カシメ積層」に性能に長けた「接着積層」が加わることで、顧客ニーズに幅広く対応することが可能、事業成長の継続につながるとみられる。

予想ROE:17.6% PBR:3.1倍、来期予想PER:15.0倍、来期予想EPS成長率:22%株価(10/20終値):6,730円 Fモデルによる理論株価:6601円(10月18日by岩元泰晶)

ホンダ <7267> 【 2+→2+】

「国内で自動運転タクシーサービス開始を2026年初頭に予定(速報)」

 19日、同社はGM クルーズホールディングスLLC、ゼネラルモーターズと日本で自動運転タクシーサービスを26年初頭に開始するため、サービス提供を担う合弁会社の設立に向けた基本合意書を締結したと発表。関係当局の承認を経て24年前半の設立を目指すとした。開始するサービスはクルーズ、GM、同社で共同開発した自動運転車両「クルーズ・オリジン」が指定場所から目的地までの送迎を全て自動運転で行い、配車から決済まで全てスマホアプリで完結する配車サービスである。また、クルーズ・オリジンには運転席がなく、対面6人乗りで広い車内空間とプライベート空間を実現しておりビジネスマンの移動時間の有効活用や家族・友人との楽しみながらの移動など顧客への新たな移動体験を提供するとし、先ずは東京都心部で数十台で始め順次台数増とサービス提供エリア拡大を目指すとした。

予想ROE:7.7% PBR:0.8倍、来期予想PER:9.0倍、来期予想EPS成長率:10%株価(10/20終値):1,632円 Fモデルによる理論株価:2310円(10月20日by高田悟)

AeroEdge <7409> 【2→1】

「「偽部品騒動」による収益影響は特段なし、株価下落を受け投資評価を引き上げ」

 Bloombergは10月16日、「航空業界、偽部品一掃に躍起-安全な空の旅を揺るがす大胆な不正発覚」と題してその内容報じた。当該報道内容が同社業績に与える影響は特段ないとみられることから、前回業績予想を据え置く。投資評価については、前回評価時からの大幅な株価下落により株価指標面からみて割安感が生じたと判断、
「1(Buy)」へと引き上げる。24/6期TIW予想は、売上高3,696百万円(前期比27%増)、営業利益640百万円(同34%増)。人件費等の増加が重荷となるものの、チタンアルミブレードの一段の増販が収益を押し上げよう。目標株価は4,390円。

予想ROE:32.7% PBR:8.5倍、来期予想PER:18.0倍、来期予想EPS成長率:16%株価(10/20終値):3580円 Fモデルによる理論株価:2252円(10月20日by岩元泰晶)

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出しております。(詳しくは、以下のサイトをご覧下さい)
〔 http://column.ifis.co.jp/category/market/tiw 〕
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。
※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、レポート発行時に算出した値です。

このページのコンテンツは、TIWの協力により、転載いたしております。
配信元: みんかぶ株式コラム

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