*14:57JST 富士ソフト Research Memo(7):2023年12月期は10期連続での増収及び営業増益を目指す
■今後の見通し
2023年12月期の連結業績予想は、売上高が前期比7.6%増の300,000百万円、営業利益が同9.5%増の20,000百万円、経常利益が同5.7%増の20,300百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同8.1%増の12,300百万円と、2013年に12月期決算へ移行してから実質的に10期連続での増収及び営業増益を目標としている。
長期化する資源・エネルギーコストの高騰や物価高に加え、世界的なインフレ抑止としての金融引き締めによる金利上昇など先行き不透明感などの不安材料はあるものの、経済活動の正常化を背景に、緩やかに景気回復の動きが続いている。しかし富士ソフト<9749>においては、事業拡大や競争力強化などを目的とする顧客のDXに対する取り組みの広がりやシステム投資意欲は旺盛で、同社のIOTやAIS-CRMを核とする事業サービスの需要期待は高い。また、コロナ禍を受け一時的に抑制傾向としていた新卒・中途採用も拡大したことで生産力強化は継続するとともに、顧客提供価値向上・原価/販管費などの1人当たりの営業利益額の増加も目指している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 清野克純)
<SO>
2023年12月期の連結業績予想は、売上高が前期比7.6%増の300,000百万円、営業利益が同9.5%増の20,000百万円、経常利益が同5.7%増の20,300百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同8.1%増の12,300百万円と、2013年に12月期決算へ移行してから実質的に10期連続での増収及び営業増益を目標としている。
長期化する資源・エネルギーコストの高騰や物価高に加え、世界的なインフレ抑止としての金融引き締めによる金利上昇など先行き不透明感などの不安材料はあるものの、経済活動の正常化を背景に、緩やかに景気回復の動きが続いている。しかし富士ソフト<9749>においては、事業拡大や競争力強化などを目的とする顧客のDXに対する取り組みの広がりやシステム投資意欲は旺盛で、同社のIOTやAIS-CRMを核とする事業サービスの需要期待は高い。また、コロナ禍を受け一時的に抑制傾向としていた新卒・中途採用も拡大したことで生産力強化は継続するとともに、顧客提供価値向上・原価/販管費などの1人当たりの営業利益額の増加も目指している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 清野克純)
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