AGCが10連騰、CO2原料の環境循環型メタノール製造販売の検討開始を材料視◇
AGC<5201.T>が10連騰。8月31日、同社の建築用ガラス製造時に発生するCO2を原料として、三菱ガス化学<4182.T>が開発した製造技術を適用し、メタノールの製造・販売の検討を開始することについて、両社が合意したと発表しており、材料視されたようだ。2030年ごろまでにAGCの鹿島工場において事業化することを目標とする。実現した場合、ガラス製造時のCO2を有効活用した環境循環型メタノールの製造・販売事例として世界初になるという。更に、AGCは自社の化学品事業の原料として使用しているメタンガスを、環境循環型メタノールに置き換える検討も進め、カーボンリサイクルを前提とした化学製品の事業化も視野に入れるとしている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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