日清紡HDが反落、23年12月期業績予想を下方修正
日清紡ホールディングス<3105.T>が反落している。22日の取引終了後、23年12月期の連結業績予想について、売上高を5570億円から5360億円(前期比3.9%増)へ、営業利益を240億円から150億円(同2.8%減)へ、最終損益を180億円の黒字から190億円の赤字(前期197億4000万円の黒字)へ下方修正したことが嫌気されている。
ブレーキ事業の一翼を担う子会社TMDフリクション・グループ株式を譲渡するのに伴い約380億円を特別損失として計上する見込みであることに加えて、水・河川情報システムなど無線分野の予算減により官公庁向け案件が減少している無線・通信事業や、スマートフォンやパソコンの需要回復の遅れにより民生品が低迷しているマイクロデバイス事業の売り上げが想定よりも減少していることが要因としている。
出所:MINKABU PRESS
ブレーキ事業の一翼を担う子会社TMDフリクション・グループ株式を譲渡するのに伴い約380億円を特別損失として計上する見込みであることに加えて、水・河川情報システムなど無線分野の予算減により官公庁向け案件が減少している無線・通信事業や、スマートフォンやパソコンの需要回復の遅れにより民生品が低迷しているマイクロデバイス事業の売り上げが想定よりも減少していることが要因としている。
出所:MINKABU PRESS
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