大阪油化、今期経常を一転14％減益に下方修正、配当は10円増額

　大阪油化工業 <4124> [東証Ｓ] が8月10日大引け後(15:00)に決算を発表。23年9月期第3四半期累計(22年10月-23年6月)の連結経常利益は前年同期比24.1％減の1億1000万円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の1億5000万円→1億2000万円(前期は1億4000万円)に20.0％下方修正し、一転して14.3％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6100万円→3100万円(前年同期は8100万円)に49.2％減額し、減益率が24.7％減→61.7％減に拡大する計算になる。

　同時に、期末一括配当を従来計画の25円→35円(前期は25円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比75.6％減の2100万円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の27.0％→7.2％に急低下した。

株探ニュース