ＰＡコンサル、今期経常を9％上方修正・最高益予想を上乗せ

　プラスアルファ・コンサルティング <4071> [東証Ｇ] が7月7日大引け後(15:30)に業績修正を発表。23年9月期の連結経常利益を従来予想の33.5億円→36.5億円(前期は26.7億円)に9.0％上方修正し、増益率が25.4％増→36.7％増に拡大し、従来の7期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常利益も従来予想の16.3億円→19.3億円(前年同期非連結は13.7億円)に18.3％増額し、増益率が18.9％増→40.7％増に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高につきましては、全ての事業で当初想定を上回って推移しており、前回発表を上回る成長を見込んでおります。見える化エンジン事業およびカスタマーリングス事業では、受注が想定通り推移していることに加え、既存顧客のサービス活用拡大により、顧客単価が当初想定を上回って推移しております。タレントパレット事業では、サービスへの引き合いが強く、受注が当初想定を上回って推移していることに加え、解約率も低水準で推移しており、顧客数が当初想定を上回って推移しております。営業費用は想定通りとなっているため、営業利益、経常利益について前回予想を修正しているほか、親会社株主に帰属する当期純利益については、期初時点では確定していなかった株式会社グローアップの子会社化に伴うのれん等の償却費および税効果による影響等を精査し、当初想定の計上額との差異を調整しております。（注）本資料に記載しております業績予想等につきましては、現時点で得られました情報に基づき算定しております。実際の業績は今後様々な要因により本資料の見通しとは異なる結果となる場合があります。