トリケミカルが堅調、第1四半期最終益23%減も中間期予想比の進捗率53%台
トリケミカル研究所<4369.T>が反発。朝安後に切り返す格好となり、頑強な動きとなっている。31日の取引終了後に発表した24年1月期第1四半期(2~4月)の連結決算は、売上高が前年同期比3.5%増の32億2800万円、最終利益が同23.3%減の9億9200万円となった。2ケタの最終減益となったものの、中間期の予想に対する進捗率は53%台と順調。韓国を中心としたメモリー向け需要の減速などが響いたものの、業況そのものは市場の想定の範囲内との受け止めが広がった。同社が強みを持つ最先端の半導体材料の中期的な需要拡大基調には変わりがないとの見方も多く、押し目待ちの投資家の買いが集まったようだ。
出所:MINKABU PRESS
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