日本アジア投資---23年3月期は2ケタ増収、営業利益の黒字化を達成

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最新投稿日時:2023/05/16 16:22 - 「日本アジア投資---23年3月期は2ケタ増収、営業利益の黒字化を達成」(フィスコ)

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日本アジア投資---23年3月期は2ケタ増収、営業利益の黒字化を達成

配信元:フィスコ
投稿:2023/05/16 16:22
*16:22JST 日本アジア投資---23年3月期は2ケタ増収、営業利益の黒字化を達成 日本アジア投資<8518>は15日、2023年3月期連結業績を発表した。営業収益は前期比20.9%増の38.72億円、営業利益は0.11億円(前期は2.37億円の損失)、経常損失は1.26億円(同4.12億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失は2.95億円(同0.19億円の利益)となった。

営業収益のうち、営業投資有価証券売却高が前期比19.6%増の20.71億円、組合持分利益・インカムゲイン等の合計額が前期比25.5%増の16.68億円と増加した。
営業投資有価証券売却高は、プロジェクト投資では1件のメガソーラープロジェクトに留まったが、プライベートエクイティ投資では、国内の上場株式や国内外の投資金額が比較的多額な未上場株式を、利益を伴って売却した。
組合持分利益・インカムゲイン等では、同社グループが運営するプロジェクトの収益は減少したが、他社が運営するプロジェクトで高齢者施設1件の売却益が計上されたことや、2件のディストリビューションセンタープロジェクトと1件のその他プロジェクトの売却による利益配当が計上されたため増加した。

実現キャピタルゲインから営業投資有価証券評価損及び投資損失引当金繰入額の合計を控除した投資損益は、前期比36.1%減の4.37億円となった。プロジェクト投資では、売却が1件に留まった他、事業の進捗に大幅な遅れが生じている投資先に対して引当金を計上した。プライベートエクイティ投資では、利益を伴った売却があった一方で、業況が悪化した投資先企業や回収見込額が低下した投資先企業の一部を売却では、売却損が発生した。また、投資残高が比較的多額な投資先企業のうち事業進捗に遅れが生じた先に対して、引当金を計上した。

組合持分損失等の合計額は、前期比11.7%減の8.06億円となった。このうち、同社グループが運営するプロジェクトの原価は同22.3%減の6.61億円となった。一方で、他社が運営するプロジェクトの持分損失及び他社が運営するプライベートエクイティファンドの持分損失は合計で、同129.6%増の1.45億円となった。

業績予想については、同社グループが展開するプライベートエクイティ投資はその事業特性上株式市場等の変動要因による影響が極めて大きく、加えて昨今の変動の激しい環境下においては合理的な業績予想が困難なため、業績予想が行われていない。しかしながら業績予想に代えて、ある一定の前提を元に策定した「従来連結基準による見込値」を、数値の合理性は低いものの、参考情報として開示されている。2024年3月期の従来連結基準業績予想については、営業収益が前期比23.8%減の23.00億円、営業利益が2.00億円(前期は1.85億円の損失)、経常利益が1.20億円(同2.24億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益が1.20億円(同2.69億円の損失)を見込んでいる。なお、四半期別では、第3四半期までは赤字を見込んでいる。

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配信元: フィスコ

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