名工建、前期経常を22％上方修正、配当も4円増額

　名工建設 <1869> [名証Ｍ] が4月28日大引け後(16:10)に業績・配当修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の55億円→67億円(前の期は73.1億円)に21.9％上方修正し、減益率が24.8％減→8.3％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の28.7億円→40.7億円(前年同期は37.3億円)に42.0％増額し、一転して9.0％増益計算になる。

　業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の30円→34円(前の期は30円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　令和５年３月期通期連結の業績は、前回予想より完成工事高、工事利益率が上昇したことにより、売上高・営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益とも増加する見込となりました。

　　当社は安定収益を確保して、株主資本の充実や設備投資に備えた内部留保を行いながら、安定配当を行うことを基本方針としております。当社グループの当期の業績、今後の事業環境を総合的に勘案し、期末配当予想を１株あたり４円増配の19円とさせていただきます。