カンロ、今期経常を一転23％増益に上方修正・最高益、配当も6円増額

　カンロ <2216> [東証Ｓ] が4月28日後場(13:00)に決算を発表。23年12月期第1四半期(1-3月)の経常利益(非連結)は前年同期比61.3％増の11.9億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の20億円→24.7億円(前期は20億円)に23.5％上方修正し、一転して23.4％増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
　同時に、1-6月期(上期)の同利益を従来予想の8.2億円→16.1億円(前年同期は10.7億円)に96.3％上方修正し、一転して49.8％増益を見込み、2期連続で上期の過去最高益を更新する見通しとなった。

　業績好調に伴い、今期の上期配当を従来計画の18円→20円に増額し、下期配当も従来計画の18円→22円に増額修正した。年間配当は42円となる。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の11.7％→15.8％に大幅上昇した。

株探ニュース