ユニリタ、前期経常を31％上方修正

　ユニリタ <3800> [東証Ｓ] が4月24日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の8.6億円→11.3億円(前の期は8.2億円)に30.6％上方修正し、増益率が4.5％増→36.5％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.7億円→6.4億円(前年同期は4.5億円)に70.3％増額し、一転して42.0％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　産業界のDX推進への取り組みや旺盛なIT投資意欲を背景に、当社グループの主要顧客層である大手企業のIT投資拡大を受け、上半期より好調な受注環境が下半期も維持され、売上高は期初計画を上回りました。利益面では、増収効果により営業増益となったほか、持分法投資利益の増大や計画外の営業外収益の計上等が経常増益に寄与しました。また、親会社株主に帰属する当期純利益では、固定資産の売却に伴う税効果の発生等も寄与しました。