ETF売買動向＝20日寄り付き、日経レバの売買代金は98億円と低調

　20日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比56.8％増の303億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同45.5％増の231億円となっている。

　個別ではＮＺＡＭ　ＴＯＰＩＸ <1596> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　白金上場投資信託 <1674> 、ＮＥＸＴ　日経・ＪＰＸ白金指数連動 <1682> 、純プラチナ上場信託（現物国内保管型） <1541> 、ＵＢＳ　ユーロ圏株 <1387> など8銘柄が新高値。ｉシェアーズ米ドル建て新興国債券ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2622> 、ｉシェアーズユーロ建て投資適格社債ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2623> が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は3.84％安、グローバルＸ　ロジスティクス・Ｊ－ＲＥＩＴ　ＥＴＦ <2565> は3.43％安と大幅に下落。

　日経平均株価が110円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金98億1500万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における同時刻の平均119億9700万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が47億1200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が17億600万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が16億1300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が15億7000万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が14億8100万円の売買代金となっている。

株探ニュース