<3861> 王子ホールディングス
四季報より 業種: パルプ・紙。
【特色】1873年創立。製紙国内首位、段ボール、パルプ、感熱紙のアジア、南米展開など海外先行
【再上昇】国内は印刷用紙、段ボールが原燃料価格高騰に値上げ追いつかない。パルプ外販が気を吐いても会社営業益未達。24年3月期は印刷用紙漸減、段ボール数量増。前期からの値上げが、どうにか浸透。パルプ価格高原状態で利益反発。為替差益縮小。
【木質由来】新素材、医薬品等で30年売上高1000億円目標。セルロースナノファイバーはゴム補強材でタイヤ用途開発へ。
2023年2月3日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益は-12.6%の1050.00億円、経常利益-18.6%の1100.00億円の減収・減益の見通し。
コロナ相場での急落で2020年3月13日の401円で底打ちとなり、ここから3月30日に597円まで自律反発し、401円を安値、3月30日の597円を高値とする三角保ち合い(A)をつくりました。この中で8月3日の435円、10月30日の436円と2点底をつけて上昇トレンド(B)へ転換し、この上昇トレンド(B)の中で、2021年5月13日に769円の高値をつけました。ここをピークにして、短期の下降トレンド(C)へ転換し、11月30日に524円の安値をつけて反発し、下降トレンド(C)を上にぬけて2022年2月17日に628円の戻り高値をつけました。ここから反落して3月10日に518円まで下げ、524円、518円の2点底の形となって4月21日に633円と戻り高値更新となり、ここを目先のピークにして5月13日に541円まで下げ、633円を高値とし、5月13日の541円を安値とする先細の下向き三角形(D)を形成しました。この中で煮詰まって、2023年2月3日に513円の安値をつけ、3月2日に565円まで上放れし、押し目を入れています。
<5301> 東海カーボン
四季報より 業種: ガラス・土石製品。
【特色】炭素製品大手。タイヤ用カーボン素材や電炉用電極、半導体用素材も。子会社でカソード事業
【増 配】黒鉛電極は数量増も販価軟調で反落。が、タイヤ向けカーボンブラック順調。半導体向けファインカーボン後半復調。カソード値上げ浸透、工場稼働率改善。燃料高重いが営業益続伸。為替差益見込まず。
【中 計】25年度売上高4840億円、営業益690億円目標。電炉鋼生産シフト追い風に電極拡大見込む。ファインカーボンは設備増強や更新、環境対応へ積極投資。
2023年2月9日発表。2023年12月期本決算予想は、前期比で営業利益は+10.9%の450.00億円、経常利益+5.8%の450.00億円と3期連続の増収・増益の見通し。
コロナ相場での急落で2020年3月17日の666円で底打ちとなり、上昇トレンド(A)を形成し、この中で2021年5月10日に1960円の高値をつけ、ここをピーク下降トレンド(B)へ転換しました。この中で2022年3月9日の989円、5月25日の994円の2点底から6月9日に1257円の戻り高値をつけて反落し、10月13日の930円で当面の底打ちとなり、反発して下降トレンド(B)を上にぬけて12月15日の1166円の高値をつけ、ここから2023年1月16日に1027円まで押し目を入れ、大幅上昇となって3月7日に1387円の戻り高値更新となりました。ここを当面のピークにして3月23日に1182円まで下げもみあっているところです。
<6210> 東洋機械金属
四季報より 業種:機械。
【特色】小型の射出成形機や電動ダイカストマシンに強み。中国に生産子会社、伊など海外に委託生産
【改 善】射出成形機、ダイカストマシンとも販売堅調。だが部材価格上昇の転嫁進まず営業益反落。24年3月期はダイカストマシンの受注減速。一方、射出成形機が欧州向けで中・大型機の好調続く。部材調達に懸念残るが、価格転嫁進み採算は改善。
【稼 働】中国・常熟工場の新棟稼働。スマホ減速踏まえ医療機器等の需要獲得推進。本社周辺地区での生産体制強化も検討。
2023年1月31日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益は-57.9%の7.40億円、経常利益-51.3%の9.60億円の減収・減益の見通し。
現状は、2020年3月23日の335円のコロナ相場の底打ちと、2022年10月28日の514円を結ぶ上昇トレンド(A)の中にあります。この上昇トレンド(A)の中で、2020年8月3日の378円の安値と2021年8月19日の465円の安値を結ぶ、やや角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行しました。この上昇トレンド(B)の中で、2022年3月25日に689円の高値をつけ、ここをピークに10月28日に514円まで下げて、上昇トレンド(B)を切りましたが、上昇トレンド(A)にサポートされて、2023年3月9日に625円まで反発し、ここを戻り高値にして下値をさぐる動きとなっています。
<6305> 日立建機
四季報より 業種: 機械。
【特色】油圧ショベル軸に建機で国内2位、世界で3位圏。鉱山機械も展開。日立製作所が一部売却へ
【最高益】主力の油圧ショベルは北米で新車販売や部品サービス好調。中東・中南米等での需要も想定超。株売却特益ない。24年3月期は北米需要底堅いほか、資源価格高騰背景に超大型油圧ショベルがアフリカ、豪州等で拡大。最高純益更新。増配か。
【サービス】部品交換に加え車両運行管理や稼働率分析システム提供。商流再構築中の中南米含め、新車販売後の収益機会拡大。
2023年1月27日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益は+28.3%の1200.00億円、経常利益-8.9%の1010.00億円の増収・減益の見通し。
コロナ相場での急落で2020年3月19日の1840円で底打ちとなり、ここからの上昇で9月30日に3835円の高値に、大きな上下動となり、2021年6月3日の3750円を2山目、11月1日の3785円を3山目とする三尊天井をつくって、12月20日に3165円まで押し目を入れました。ここからの反発で2022年1月13日に3595円の戻り高値をつけ、下降トレンド(A)を形成しました。この下降トレンド(A)の中で、3月8日に2642円の安値をつけ、6月9日に3450円まで上昇し、ここからの調整で10月13日の2595円で当面の底打ちとなり、12月1日に3245円まで反発しました。ここからの調整で2023年1月16日の2865円、2月2日の2902円と2点底をつけて、3月7日に3395円まで上昇し、ここから3月16日に2883円まで下げて4月3日に3165円まで反発し、下値確認の動きとなっています。
<9110> NSユナイテッド海運
四季報より 業種: 海運業。
【特色】旧新和海運。ばら積み船が主力。日本郵船系だが日鉄海運と10年合併、日本製鉄が筆頭株主
【軟 化】主力のばら積み船は上期の稼ぎが大きい。円安も業績押し上げ。配当性向3割基準で増配。24年3月期は中小型船3隻が加わる。ただ、世界経済後退が響き、ばら積み船の市況は軟調。営業益反落。
【低炭素化】国際海事機関による燃費性能規制導入を踏まえ、CO2削減へ減速運航実施。バイオディーゼルによる試験航行も継続。アンモニア燃料船は26年竣工目指す。
2023年3月23日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益は+19.8%の320.00億円、経常利益+20.3%の320.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。
2020年3月17日の1200円でコロナ相場で底打ちとなり、1年近いゆるやかなもみあいのあと、2021年3月2日の1536円を安値に3月23日に2173円まで上昇して、4月2日に1830円まで押し目を入れ、ゆるやかな上昇のあと、7月9日の2178円を安値に急上昇となり、9月16日に5470円の高値をつけ、ここをピークに大幅下落となって2022年1月27日の2810円で当面の底打ちとなりました。ここからの上昇で3月4日の4805円、6月2日の4650円の2点天井、下値では4月7日の3470円、6月24日の3505円と2点底をつけ、8月4日に5340円と2021年9月16日の5470円に対する2番天井となりました。この2番天井からの下げで、11月1日の3505円、1月5日の3495円と2点底をつけて、短期の上昇トレンド(A)となり、この中で3月10日に4775円まで反発し、3月30日に4080円まで下げて、4月13日に4595円まで反発しました。先週末に4180円の安値をつけたところで、この水準は買えると考えていましたが、4日間で4595円まで上昇しました。配当8%、好業績株ですので次の下げを待って買ってみるところです。
関連銘柄
銘柄 | 株価 | 前日比 |
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3861
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554.5
(11/21)
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-3.6
(-0.64%)
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5301
|
927.9
(11/21)
|
-6.7
(-0.71%)
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6210
|
646.0
(11/21)
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+5.0
(+0.78%)
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6305
|
3,347.0
(11/21)
|
-24.0
(-0.71%)
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9110
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4,035.0
(11/21)
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+35.0
(+0.87%)
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