◆ “窓空けスタート”も、すぐさま“窓埋め完了”… - 結局“往って来い”
予想外の『OPECプラス、5月より減産決定』との報により、週初オープニングは“原油上昇→本邦貿易赤字拡大”への思惑が先行しました。
このため“窓空けスタート”を演じたドル円は、筆者想定を上回る“133.757円”へと上値を伸ばす場面が見られました。
一方、その後は“利益確定売り”が先行する中、「弱めのISM製造業景況指数(2020年5月以来最低の46.3)」が公表されました。
この影響にてNYタイム以降は“米利回り低下→ドル売り”が目立ち、NYタイム終盤には“132.192円”へと押し下げられています。
◆ 再び“上値追い”に転じられるかがポイントとなるが…?
こうして“窓埋め”を完了させたことから、“上値追い”に再び転じることができるかが、目先のポイントということになってきます。
「米欧金融システムへの懸念」はさらに後退していますので、“リスク回避の巻き戻し”がさらに入る可能性も十分といえます。
ただ昨日記した“日足・一目均衡表の雲(本日はさらに拡がって132.344-133.885円)”に阻まれた格好ですので、テクニカル的には“上値の重さ”は否めないところです。
“分水嶺の真っただ中”という状況ですので、決して“崩れる”とは思っているわけではありません。
しかしここからの上値追いに関しては、やはり“容易ではない”との認識を持ちながら、神経質なマーケットと対峙する必要がありそうです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
135.000(大台、+1σ、ピボットハイブレイクアウト)
134.749(3/8~3/24の61.8%戻し)
134.350(ピボット2ndレジスタンス)
134.000(大台)
133.822(3/16高値、日足・一目均衡表先行スパン上限/基準線)
上値5:133.757(4/3高値、100日移動平均線、週足・一目均衡表転換線、3/8~3/24の50%戻し水準)
上値4:133.379(ピボット1stレジスタンス)
上値3:133.112(20週移動平均線)
上値2:133.000(大台、50日移動平均線)
上値1:132.891(20日移動平均線)
前営業日終値:132.407
下値1:132.347(日足・一目均衡表先行スパン下限)
下値2:132.192(4/3安値、3/24~4/3の38.2%押し水準)
下値3:132.000(大台)
下値4:131.814(ピボット1stサポート)
下値5:131.696(3/24~4/3の50%押し、日足・一目均衡表転換線)
131.211(3/24~4/3の61.8%押し、ピボット2ndサポート)
131.144(-1σ)
131.000(大台)
130.753(3/29安値)
130.694(週足・一目均衡表先行スパン下限、3/24~4/3の76.4%押し)
130.407(3/28安値)
130.249(ピボットローブレイクアウト)
《10:40》
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