<注目銘柄>=ピジョン、事業環境好転で業績回復へ
ピジョン<7956.T>は、事業環境の好転から業績は再び増益基調へ向かうことが予想される。株価も本格反騰が期待でき、時価水準は下値買いのチャンスだろう。
2月14日に発表した22年12月期連結決算は、営業利益が121億9500万円(前の期比8.6%減)で着地した。中国事業で上海ロックダウンの影響が通年まで残ったことに加えて、人件費や物流費の増加が利益を圧迫した。
同社は25年12月期に営業利益160億円を目指す第8次中期経営計画を発表しており、初年度である23年12月期は、「ものづくり」を強化し、ベビー及びベビー以外の新領域の商品開発・投入による業績回復が進むと予想。上海ロックダウンの影響がなくなることや、コロナ禍で各国で工場や事業所が操業停止した影響がなくなることも考慮すると、会社側の営業利益124億円(前期比1.7%増)予想は保守的な数値とみても良いだろう。
調査機関のなかには、23年12月期営業利益130億円強、24年12月期同150億円強を見込むところもある。今後、業績回復基調が強まるにつれ、株価も居所を大きく変えることになろう。(仁)
出所:MINKABU PRESS
2月14日に発表した22年12月期連結決算は、営業利益が121億9500万円(前の期比8.6%減)で着地した。中国事業で上海ロックダウンの影響が通年まで残ったことに加えて、人件費や物流費の増加が利益を圧迫した。
同社は25年12月期に営業利益160億円を目指す第8次中期経営計画を発表しており、初年度である23年12月期は、「ものづくり」を強化し、ベビー及びベビー以外の新領域の商品開発・投入による業績回復が進むと予想。上海ロックダウンの影響がなくなることや、コロナ禍で各国で工場や事業所が操業停止した影響がなくなることも考慮すると、会社側の営業利益124億円(前期比1.7%増)予想は保守的な数値とみても良いだろう。
調査機関のなかには、23年12月期営業利益130億円強、24年12月期同150億円強を見込むところもある。今後、業績回復基調が強まるにつれ、株価も居所を大きく変えることになろう。(仁)
出所:MINKABU PRESS
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