アーレスティが3年2カ月ぶり高値、解散価値の4分の1の超低PBR見直し
アーレスティ<5852.T>が続伸、前週末に続き昨年来高値更新となった。時価は2019年12月以来約3年2カ月ぶりの高値圏に浮上した。同社株の600円台手前の水準は戻り売り圧力の強さが意識されやすい水準だが、600円台に入ると株式需給面から上値が軽くなる。自動車向けを中心とするダイカスト大手で、事業提携などを含めた電気自動車(EV)シフトに対応した経営戦略にも前向きに取り組んでいる。PBR0.25倍と会社解散価値の4分の1の低い水準に放置されており、株価見直しの動きが顕在化している。なお23年3月期は営業損益が15億円(前期は24億2200万円の赤字)と黒字転換を見込んでおり、業績面でも回復色が強い。
出所:MINKABU PRESS
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