ETF売買動向＝9日寄り付き、日経レバの売買代金は102億円と低調

　9日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比13.7％増の322億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同6.5％増の249億円となっている。

　目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が3.92％高、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　ダブルインバース <2870> が3.52％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が3.11％高と大幅な上昇。

　一方、グローバルＸ　ＮＡＳＤＡＱ１００・カバード・コール <2865> は4.00％安、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　レバレッジ <2869> は3.76％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が169円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金102億6000万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における同時刻の平均152億3200万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が34億6900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が22億9600万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が21億2000万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が19億9900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が17億7000万円の売買代金となっている。

株探ニュース