アンリツ、今期最終を一転14％減益に下方修正

　アンリツ <6754> [東証Ｐ] が1月30日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比23.5％減の62.4億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の140億円→110億円(前期は127億円)に21.4％下方修正し、一転して14.0％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の89億円→59億円(前年同期は73.3億円)に33.7％減額し、一転して19.5％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比57.5％減の11.4億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の14.0％→9.3％に大幅低下した。

株探ニュース