ドリコム、今期経常を11％上方修正・2期ぶり最高益更新へ

　ドリコム <3793> [東証Ｇ] が1月30日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比46.7％増の20.2億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の19億円→21億円(前期は15.4億円)に10.5％上方修正し、増益率が23.3％増→36.3％増に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の12億円→11億円(前期は8億円)に8.3％下方修正し、増益率が48.7％増→36.3％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.5億円→5.5億円(前年同期は6億円)に56.7％増額し、減益率が41.2％減→7.8％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比8.9％増の4.7億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の15.6％→19.1％に上昇した。

株探ニュース