アジアパイルが上値指向鮮明、コンクリートパイルは半導体工場向けで特需発生期待も
アジアパイルホールディングス<5288.T>が新値圏で強調展開を続けている。株価は4日続伸と上値指向にあるが、2019年12月以来約3年ぶりの600円台乗せが目前。コンクリートパイル製造及び施工で業界首位級の実力を有するが、国内だけでなく海外ではベトナムを中心にアセアン市場などで活躍の場を広げている。
23年3月期は営業利益段階で前期比2.1倍の45億円と急回復を見込むが、PBRが0.5倍台と超割安圏ある一方、配当利回りが3.4%近くありインカムゲイン狙いでも魅力がある。コンクリートパイルの需要は、半導体工場向けでも高い実績があり、台湾の半導体受託生産最大手TSMC<TSM>が日本で2カ所目の工場建設を明らかにしていることで、同社の商機拡大の思惑も浮上している。
出所:MINKABU PRESS
23年3月期は営業利益段階で前期比2.1倍の45億円と急回復を見込むが、PBRが0.5倍台と超割安圏ある一方、配当利回りが3.4%近くありインカムゲイン狙いでも魅力がある。コンクリートパイルの需要は、半導体工場向けでも高い実績があり、台湾の半導体受託生産最大手TSMC<TSM>が日本で2カ所目の工場建設を明らかにしていることで、同社の商機拡大の思惑も浮上している。
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