ETF売買動向＝20日大引け、全銘柄の合計売買代金5455億円

　20日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比98.9％増の5455億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同95.2％増の4751億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　東証銀行業株価指数 <1615> 、ＮＥＸＴ　銀行 <1631> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　ダブルインバース <2870> が新高値。グローバルＸ　自動運転＆ＥＶ <2867> 、ｉシェアーズ米国リート　ＥＴＦ <1659> 、グローバルＸ　Ｓ＆Ｐ５００・カバード・コール <2868> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳＦＴＳＥ世界国債 <2511> 、ＮＥＸＴＮＡＳＤＡＱ－１００ <1545> など18銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは上場インデックスファンドＴＯＰＩＸ <1586> が6.97％高と大幅な上昇。

　一方、上場インデックスファンド豪州リート <1555> は6.96％安、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は6.44％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> は5.88％安、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は5.86％安、ＮＺＡＭ　上場投信　東証ＲＥＩＴ　Ｃｏｒｅ指数 <2527> は5.81％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が669円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金2614億3300万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1210億2100万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が647億5600万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が431億8100万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が260億4500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が233億3900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が232億4200万円の売買代金となった。

株探ニュース