<注目銘柄>=カチタス、業績再評価で株価再騰へ
カチタス<8919.T>は9月13日の高値3760円を直近ピークに下落しているが、業績再評価から反騰機運を強めそうだ。
同社は、中古住宅の再生・販売が主な事業。商品化困難な地方都市部や郊外の戸建の築古物件へ集中し独自のポジションを確立しているのが特徴で、販売件数は業界トップを誇る。足もとでは、空き家の増加により仕入れ機会が拡大している一方で、消費者は中古住宅を許容する傾向にあり、中古住宅の再生・販売市場は拡大している。同社も拠点拡大や人員増強による市場シェア拡大を通じて中期的な成長が期待できる。
11月4日に発表した上期(4~9月)連結決算は、営業利益が74億3600万円(前年同期比8.1%増)と増益となった。コロナ禍で停滞していた売却査定依頼が感染拡大前の水準に戻り仕入れは順調。仕入れ単価は上昇したものの、販売件数の増加と販売単価上昇により増益を確保した。
物価上昇や金利上昇による住宅取得意欲の後退が警戒されるが、同社が販売する中古住宅は新築戸建と比較し相対的に割安感があり、景気後退局面でも需要は底堅く推移すると予想される。23年3月期通期業績予想で営業利益は140億1800万円(前期比6.8%増)の予想だが、上期計画は予算を超過達成しており、通期も上振れの可能性が高い。(仁)
出所:MINKABU PRESS
同社は、中古住宅の再生・販売が主な事業。商品化困難な地方都市部や郊外の戸建の築古物件へ集中し独自のポジションを確立しているのが特徴で、販売件数は業界トップを誇る。足もとでは、空き家の増加により仕入れ機会が拡大している一方で、消費者は中古住宅を許容する傾向にあり、中古住宅の再生・販売市場は拡大している。同社も拠点拡大や人員増強による市場シェア拡大を通じて中期的な成長が期待できる。
11月4日に発表した上期(4~9月)連結決算は、営業利益が74億3600万円(前年同期比8.1%増)と増益となった。コロナ禍で停滞していた売却査定依頼が感染拡大前の水準に戻り仕入れは順調。仕入れ単価は上昇したものの、販売件数の増加と販売単価上昇により増益を確保した。
物価上昇や金利上昇による住宅取得意欲の後退が警戒されるが、同社が販売する中古住宅は新築戸建と比較し相対的に割安感があり、景気後退局面でも需要は底堅く推移すると予想される。23年3月期通期業績予想で営業利益は140億1800万円(前期比6.8%増)の予想だが、上期計画は予算を超過達成しており、通期も上振れの可能性が高い。(仁)
出所:MINKABU PRESS
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