◆ 一転して“ドル売り”… - “139円台”へ急落
「東京市場休場」ということで“流動性低下”が目立つ中、昨日は“ドル売り(戻し)”が顕著となりました。
昨日発表の「新規失業保険申請件数」が“8月第2週以来(24.0万件)”へと拡大し、「製造業/サービス業PMI」は“共に50割れ(47.6/46.3)”へと落ち込んだからです。
さらに注目された「FOMC議事要旨」では、『まもなく利上げペース減速の可能性』との認識を多数のメンバーが示されました。
こうして「米利上げペース鈍化」への思惑が改めて台頭し、米10年債利回りが“3.68%”に低下する中、“142円台”へと週初に押し上げられていたドル円は、“139円前半”へと急速に値を落としています。
◆ 本日は“動きづらい”が前面に出ると見るが…?
こうして兎にも角にも、“日足・一目均衡表の雲”を割り込みました。
テクニカル的には“上値の重さ”がさらに意識されやすく、また前記した“直近の急伸”を考えれば、“もう一段の反落”は十分に想定されるところです。
ただし本日は「米感謝祭当日(休場)」となるだけに、昨日以上に“流動性低下”が見込まれています。
そうなると“新規のポジション形成”は手控えられる可能性が高く、“ポジション調整のみ”では自ずと下値も限定される…?
「日米金利格差拡大」がまだ残る以上、“大きく値を崩す”かは微妙といわざるを得ないのは事実です。
しかし引き続き“上値は重い”を意識しながら、神経質なマーケットと対峙するようにしたいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しております。
141.607(11/23高値)
141.161(100日/20週移動平均線)
141.049(11/22~11/23の61.8%戻し、日足・一目均衡表先行スパン下限、ピボット1stレジスタンス、大台)
上値5:140.689(11/22~11/23の50%戻し)
上値4:140.328(11/22~11/23の38.2%戻し)
上値3:140.000(大台)
上値2:139.938(日足・一目均衡表転換線)
上値1:139.704(-1σ)
前営業日終値:139.620
下値1:139.406(週足・一目均衡表基準線)
下値2:139.163(11/23安値)
下値3:139.000(大台)
下値4:138.871(11/17安値)
下値5:138.724(11/16安値)
138.653(ピボット1stサポート)
138.000(大台)
137.661(11/15安値、ピボット2ndサポート)
137.530(8/29安値)
137.000(大台)
《10:35》
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