シミックＨＤ、前期経常を46％上方修正・最高益予想を上乗せ

　シミックホールディングス <2309> [東証Ｐ] が11月4日大引け後(15:30)に業績修正を発表。22年9月期の連結経常利益を従来予想の92億円→134億円(前の期は50.9億円)に46.2％上方修正し、増益率が80.7％増→2.6倍に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常利益も従来予想の30.3億円→72.8億円(前年同期は27.2億円)に2.4倍増額し、増益率が11.3％増→2.7倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2022年9月期の通期業績見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種支援業務の拡大及びCRO事業等の伸長により、売上高、営業利益が前回予想を上回る見込みです。　経常利益は、営業外収益として為替差益1,720 百万円を計上し、前回予想を上回る見込みです。　親会社株主に帰属する当期純利益につきましても、本日公表の「繰延税金資産及び特別損失の計上に関するお知らせ」の通り、減損損失1,386百万円を計上するものの、法人税等調整額△3,071百万円を計上し、前回予想を上回る見込みです。