前週末14日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?―

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最新投稿日時:2022/10/17 05:20 - 「前週末14日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?―」(株探)

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前週末14日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2022/10/17 05:20

Kudan <4425>  2,750円 (+500円、+22.2%) ストップ高

 Kudan <4425> [東証G]がストップ高。13日の取引終了後、「Kudan Visual SLAM(KdVisual)」が米インテル の自律走行ロボット(AMR)プラットフォーム向けエッジ・インサイトに採用されたと発表しており、これを材料視した買いが膨らんだ。同社では、今後もインテルとの協力関係を継続しながら、特にAMRアプリケーションにおいて連携の範囲と規模を拡大していきたいという。業績への影響は現時点で軽微としているが、受注増などにより影響が大きくなると見込まれる場合には速やかに知らせるとしている。

QDレーザ <6613>  618円 (+100円、+19.3%) ストップ高

 QDレーザ <6613> [東証G]がストップ高。同社は13日、18日から幕張メッセで行われる「CEATEC(シーテック)2022」で、TDK <6762> [東証P]及び日本電信電話 <9432> [東証P]と共同開発したスマートグラスを公開すると発表。これが材料視されたようだ。これは超小型フルカラーレーザーモジュールをメガネフレームに内蔵し、フラットミラーでレーザー網膜投影するもので、視力にかかわらず拡張現実(AR)効果を実現。QDレーザの「見える」世界を拡張する領域の取り組みであり、今後は仮想現実(VR)やメタバース社会の普及に向けて開発につなげていくとしている。

ウエストHD <1407>  4,450円 (+560円、+14.4%)

 ウエストホールディングス <1407> [東証S]が急反騰。14日午前10時に23年8月期の連結業績予想を発表。売上高は前期比8.8%減の612億7600万円を計画する一方、営業利益は同44.7%増の112億4700万円、経常利益は同46.0%増の106億4700万円、純利益は同70.0%増の72億4000万円を見込む。過去最高益を更新する見通しが示されたことに加え、25年8月期の売上高を1038億4700万円、営業利益を229億8300万円などとする3ヵ年の事業計画を公表。決算発表直後、同社株は売られる場面もあったが、中期的な業績拡大の計画を評価した買いが入り切り返した。同社は産業用の太陽光発電やグリーン電力の需要などを取り込み、事業拡大につなげる。

グッドコムA <3475>  1,695円 (+200円、+13.4%)

 東証プライムの上昇率トップ。グッドコムアセット <3475> [東証P]が急反騰し年初来高値を更新。13日の取引終了後、10月31日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表したことが好感された。投資単位当たりの金額を引き下げることで株式の流動性を高め、より投資しやすい環境を整えることで、投資家層の拡大を図ることが目的という。効力発生日は11月1日。同時に、22年10月期の期末配当予想について、期末一括53円から60円へ増額修正したことも好材料視されている。前期実績の43円に対しては17円の増配になる予定だ。

メディアドゥ <3678>  1,822円 (+200円、+12.3%)

 東証プライムの上昇率2位。メディアドゥ <3678> [東証P]が5日ぶりに急反騰。13日の取引終了後に23年2月期上期(3-8月)決算を発表し、営業利益は前年同期比20.9%減の13億3500万円だった。大幅な減益となったものの、通期計画(20億円)に対する進捗率は66.8%と良好で、業績に対する過度な不安感の後退から目先買い戻しの動きが優勢となったようだ。売上高も同1.8%減の542億2600万円と減少した。前年同期に一部の電子書店で実施された大型販促キャンペーンによる一時的な売り上げ増加があり、この反動が出た格好。なお、通期見通しは据え置いている。

いちご <2337>  349円 (+38円、+12.2%)

 東証プライムの上昇率3位。いちご <2337> [東証P]が急騰し、年初来高値を更新した。13日の取引終了後に23年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結決算を発表した。経常利益は41億6600万円(前年同期比56.3%増)となった。直近3ヵ月の6-8月期では前年同期比6.4倍と急拡大したことが材料視された。大規模オフィスの空室発生に伴い不動産賃貸収入は減少したものの、販売用不動産の売却収入などが補った。

TKP <3479>  2,796円 (+252円、+9.9%)

 ティーケーピー <3479> [東証G]が急反発、年初来高値を更新した。13日の取引終了後、23年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結決算を発表した。営業損益は19億2800万円の黒字(前年同期は4億9800万円の赤字)、経常損益は16億5100万円の黒字(同7億4600万円の赤字)となった。経常損益は通期の計画(15億円の黒字)を上回り、業績の上振れを期待した買いが集まった。売上高は前年同期比16.8%増の256億5500万円だった。主力の貸会議室事業は、コロナ禍後に回復基調にある会議やセミナー需要を取り込み大きく伸長した。

東名 <4439>  1,321円 (+111円、+9.2%) 一時ストップ高

 東証プライムの上昇率7位。東名 <4439> [東証P]が急反発、一時ストップ高となった。同社は中小企業を主要顧客に光回線サービスを展開するが、契約件数の増加によりトップラインの拡大が続く一方、委託手数料圧縮などによる利益率の改善が利いて、今期収益は高変貌が見込まれる状況にある。13日取引終了後に発表した23年8月期の業績予想は、営業利益が前期比4.1倍の13億6000万円予想と大幅な伸びを見込んでおり、これをサプライズ視する買いを呼び込んだ。

ファストリ <9983>  85,290円 (+6,610円、+8.4%)

 東証プライムの上昇率10位。ファーストリテイリング <9983> [東証P]が3日続急伸。売買代金も全上場企業のなかで首位を争い、14日の株式市場において注目度の高さを物語った。13日取引終了後に発表した22年8月期決算は、最終利益が前の期比6割増となる2733億3500万円で連続最高利益更新を果たした。円安進行に伴う為替差益が寄与した形だ。ただ、23年8月期の業績見通しでは為替差益の反動が出て、最終利益は前期比16%減の2300億円を予想している。全体相場の地合いが悪ければ売り優勢でも不思議のないところだったが、14日は前日13日の米株急伸を受けて全体リスクオンに傾いており、先物を絡めたインデックス買いの影響なども反映され株価に浮揚力が働いたようだ。

ビーマップ <4316>  545円 (+40円、+7.9%) 一時ストップ高

 ビーマップ <4316> [東証G]が3日続急伸、一時ストップ高となった。13日の取引終了後、保育施設向けの入退室みまもりシステムの販売を開始したと発表しており、好材料視された。同社の開発した入退室みまもりシステムは、WDS(東京都荒川区)が開発した体表面温度検知機能搭載・エッジAI顔認証パネル「EG-Keeper」と連携することで、子どもの体温や保育施設への入退室情報を保護者の携帯端末に通知することが可能。たとえば送迎バスに乗ったが施設に入室していない園児がいる場合は即時にスタッフに通知する、発熱のある園児にはアラートを鳴らすなど、ニーズに応じたカスタマイズを実現するとしている。静岡県の認定こども園で3歳の女児が送迎バスに置き去りにされ死亡した事件以降、再発防止のための仕組みづくりが急がれているだけに、注目されたようだ。

良品計画 <7453>  1,289円 (+92円、+7.7%)

 良品計画 <7453> [東証P]が続急伸。13日の取引終了後に23年8月期の連結業績予想を発表した。売上高に相当する営業収益は前期比17.9%増の5850億円、営業利益は同3.7%増の340億円、経常利益は同12.4%減の326億円、純利益は13.3%減の213億円だった。円安や輸送コストの増加を見込む一方、新規出店や商品・マーケティング力の強化により、通期では増収・営業増益を計画する。株価は9月半ばから軟調に推移し、直近では25日移動平均を下回って推移していたが、営業増益の見通しが示されたことを受け、買い安心感が広がったようだ。

ブックオフG <9278>  1,201円 (+84円、+7.5%)

 ブックオフグループホールディングス <9278> [東証P]が続急伸、約半年ぶりに年初来高値を更新した。13日の取引終了後に23年5月期第1四半期(6-8月)決算を発表し、純利益は前年同期比2.8倍の6億5100万円だった。通期で小幅増益を見込んでいるだけに、足もとの好業績がポジティブサプライズとなって買いを呼び込んだ。売上高も同12.0%増の237億2600万円と増加した。国内ブックオフ事業でトレーディングカードやホビーの売り上げが前年同期と比べて大幅に上回ったほか、アパレルやソフトメディアが伸びた。ブランド買い取りサービス「ハグオール」や海外事業なども好調だった。なお、通期見通しは据え置いた。

竹内製作所 <6432>  2,766円 (+183円、+7.1%)

 竹内製作所 <6432> [東証P]が5日ぶりに急反発。13日の取引終了後、23年2月期の連結業績予想について、売上高を1650億円から1730億円(前期比22.8%増)へ、営業利益を161億円から200億円(同12.6%増)へ、純利益を122億円から155億円(同16.1%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を68円から98円(前期68円)へ引き上げたことが好感された。主要販売市場である北米、欧州ともに製品需要が好調を維持し、上期の販売台数が従来予想を上回ったことが要因。また、為替レートが前提より円安で推移したことも追い風となる見通しだ。なお、第3四半期以降の想定為替レートは1ドル=128円から135円へ、1ポンド=157円から150円へ、1ユーロ=135円から133円へそれぞれ見直されている。同時に発表した第2四半期累計(3-8月)決算は、売上高860億3300万円(前年同期比15.9%増)、営業利益93億2800万円(同6.3%減)、純利益76億6300万円(同2.4%増)だった。

リネットJ <3556>  555円 (+35円、+6.7%)

 リネットジャパングループ <3556> [東証G]が4日ぶりに急反発。13日の取引終了後、子会社リネットジャパンリサイクルが、東京都の「レアメタル緊急回収プロジェクト促進事業」 に採択されたと発表したことが好感された。今回の採択により、東京都と連携して法人向けパソコン回収に本格参入する。回収は、東京都の再生利用指定制度を活用し産業廃棄物管理票の運用が不要になるため、利用者は産業廃棄物として排出するよりも便利に利用が可能になるという。

※14日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探

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