<7414> 小野建
四季報より 業種:卸売業。
【特色】鋼材、建設機材の専門商社。北九州を足場に全国展開へ。中国など輸入鋼材の取り扱いで定評
【減 益】鋼材需要低調。だが販価上昇で在庫との値差が後半想定より縮小小幅。前号比営業増益幅拡大。増配。23年3月期は物流倉庫、再開発の需要活発。一方、在庫価格上昇で販価との値差縮小。営業減益。減配。
【設備投資】22年度も償却を大幅に上回る。福岡支店倉庫新設など物流センター増強、加工比率アップで付加価値化。豊富な在庫持つ当社に顧客からのニーズ高まる。
2022年5月13日に実績と予想を発表。2022年3月期本決算は、前期比で営業利益+80.5%の117.56億円、経常利益+78.3%の119.77億円の増収・増益でした。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益-24.2%の89.15億円、経常利益-24.2%の90.78億円と減収・減益の見通し。
2019年12月20日の1434円をコロナ相場前の高値から、大幅下落となって2020年3月13日に976円で底打ちとなり、上昇トレンド(A)を形成しています。この中で6月5日に1311円まで上昇して、9月24日に1109円まで下げ、ここからの反発で11月17日に1309円まで上昇して、2点天井の形となり、11月26日に1190円まで押し目を入れて上昇トレンド(A)に平行する上昇トレンド(B)を形成しています。この上昇トレンド(B)の中で、2021年3月19日に1483円まで上昇し、6月29日に1257円まで押し目を入れたあと、大幅上昇となり9月16日に1808円の年初来高値更新をつけ、ここでもみあって今年の2月9日の1750円を2番天井にして下降トレンド(C)を形成しています。この中で5月25日に1363円まで下げて下値を確認する動きとなっています。
<6381> アネスト岩田
四季報より 業種:機械。
【特色】塗装機器、圧縮機等の機器メーカー。塗装機国内シェア7割超。欧米、アジア等海外に積極展開
【順 調】国内の自動車部品向け塗装設備は鈍い。が、中国など海外で塗装機器、塗装設備が伸長。増配。23年3月期は豊富な受注残を背景に国内の塗装機器が復調。中型圧縮機の販売も増加。営業増益基調。
【拡 販】汎用性高い中型圧縮機をインドや欧米で拡販。三菱UFJと常陽の2行が保有株1月売り出し。6月末まで上限68・2万株、5億円の自己株取得で影響緩和。
2022年5月10日に実績と予想を発表。2022年3月期本決算は、前期比で営業利益+38.8%の47.80億円、経常利益+31.0%の55.72億円の増収・増益でした。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+2.5%の49.00億円、経常利益+1.4%の56.50億円と2期連続の増収・増益の見通し。
2019年12月17日の1100円を高値に、その後のコロナ相場で下降トレンド(A)となり、この中で下落に転じ2020年3月23日に787円の安値をつけ、もみあって再下落となり、8月7日の756円で2番底をつけました。ここから短期の上昇トレンド(B)へ転換し、この中で2021年1月29日に1160円の年初来高値をつけて、2月26日に987円まで下げ反発して、3月19日の1130円を2番天井にして5月13日に971円まで押し目を入れ、ゆるやかな上昇となって9月8日に1087円の戻り高値をつけました。ここから急落トレンド(C)を形成し、今年の1月24日に720円で安値更新となり、3月23日に862円まで反発し、5月11日に790円まで押し目を入れ5月30日に869円まで上昇後もみあっています。
<6809> TOA
四季報より 業種:電気機器。
【特色】構内放送設備、セキュリティシステムの2本柱。海外は商品企画から販売まで行う地域体制強化
【改 善】学校向け順調。だが米国鉄道向け納期遅れ。原材料上昇。前号比営業増益幅縮小。コロナ助成金ない。23年3月期は国内教育市場深耕、ネットワークカメラ新製品拡販。商業施設回復の動き。営業増益。
【新スタイル】受付でパーティション越しの聞き取りやすい会話補助システム提案。マスク着用でマイクによる拡声ニーズ高まり高音質なワイヤレスマイクを品ぞろえ。
2022年5月2日に実績と予想を発表。2022年3月期本決算は、前期比で営業利益-5.8%の21.59億円、経常利益-5.9%の24.07億円の減収・減益でした。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+34.3%の29.00億円、経常利益+24.6%の30.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。
2019年12月27日の1184円のコロナ相場前の高値から、その後のコロナ相場で大幅急落となり、2020年3月17日に630円で底打ちとなり、3月27日に861円まで自律反発後、8月3日の654円を2点底にして上昇トレンド(A)を形成しました。この中で11月25日に945円まで上昇し、2021年1月25日に809円まで押し目を入れ再上昇となって、3月30日に1037円の年初来高値をつけ、下降トレンド(B)へ転換しました。
この下降トレンド(B)の中で、2022年4月12日の646円で当面の底打ちとなって反発し、下降トレンド(B)をぬけて5月6日に842円まで上昇しました。ここから5月12日に740円まで押し目を入れ反発しているところです。
<3315> 日本コークス工業
四季報より 業種:石油・石炭製品。
【特色】コークス製造の大手。日本製鉄・住商系。石炭の輸入販売や粉体化工機も。前身は三井鉱山
【反 落】柱のコークスは原価安と市況高を満喫。燃料販売も好調で増益幅拡大。23年3月期は総合エンジは化工機の受注が回復。だが、コークスは原料炭の価格上昇が一服し、利ザヤ縮小。営業益反落。減配。
【復 旧】一部損壊したコークス出荷設備は仮設船積設備が22年度初めをメドに復旧予定。滞船は解消する見込み。化工機は2次電池関連事業者向けに拡販を継続。
2022年5月13日に実績を発表。2022年3月期本決算は、前期比で営業利益+75.1%の122.53億円、経常利益+77.5%の114.54億円の増収・増益でした。
2020年3月13日の51円で底打ちし、9月24日の60円を2番底にして上昇トレンド(A)を形成し、この中で2021年3月22日に124円まで上昇し、7月20日に100円まで押し目を入れ10月4日に162円の高値をつけました。そして10月1日の138円を安値とする三角保ち合いを形成し、10月26日の158円を戻り天井にして11月29日に121円まで下落しました。ここからゆるやかに上昇して、今年の2月22日の133円を安値に急騰し、3月7日に197円の前年来高値更新となりました。ここをピークにジリ安となり、5月18日に123円まで下げて5月23日に139円まで反発し、再度、下値を確認する動きとなっています。
<7537> 丸文
四季報より 業種:卸売業。
【特色】半導体・システム機器扱うエレクトロニクス商社。1844年創業。米アローと合弁で海外展開
【増 勢】収益認識基準適用で売上850億円目減り。デバイスは商権拡大奏功、産機向け伸長。好採算のシステムも急拡大。23年3月期はデバイスの商権拡大寄与が続く。システムも旺盛な設備投資受け、電子部品組立検査装置好調。増益続き、増配も。
【拡 販】介護・医療施設用ロボット全国販売に向け東北地方の3社と販売契約締結。無線給電用実証実験テスター共同開発。
2022年5月13日に実績と予想を発表。2022年3月期本決算は、前期比で営業利益+485.9%の59.94億円、経常利益+12342.4%の41.06億円の大幅な増収・増益でした。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益-14.9%の51.00億円、経常利益+9.6%の45.00億円の増収・増益の見通し。
コロナ相場で急落となり、3月17日に406円で底打ちとなりました。ここから6月29日に654円まで反発したあと、8月3日に441円まで下落し、2021年1月29日に570円まで戻したあと、5月13日に487円まで押し目を入れました。この487円を安値に上昇トレンド(B)へ移行し、この中で11月22日に959円の年初来高値をつけました。ここをピークに調整入りとなって下降トレンド(C)へ転換しました。この中で今年の3月8日の630円を安値とし、3月25日の756円を高値とする三角保ち合い(D)の中で、下降トレンド(C)に沿って煮詰まり5月12日の662円を安値に大幅上昇となって三角保ち合いを上放れしました。5月22日の信用期日を経過していますので押し目あれば、さらに戻りを試すことになります。
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