日水、マルハニチロなど水産株が軒並み高、製品値上げ相次ぎインフレ対応で優位性発揮◇
日本水産<1332.T>が商いを伴い反発したほか、マルハニチロ<1333.T>、極洋<1301.T>など水産株に軒並み買いが集まっている。業種別騰落で「水産」は33業種中で一時値上がり率トップとなる場面があった。原料価格の高騰などを背景に食品関連セクターの企業が相次いで値上げの動きを示している。日水はちくわなどのすり身製品や冷凍食品を8月1日納品分から値上げすることを発表しているほか、マルハニチロも冷凍食品について業務用は7月1日から、家庭用は8月1日から値上げすることを発表している。食品関連はこうした値上げの動きが比較的スムーズにできる強みがあり、株価面でもポジティブ視されやすい。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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