大阪6月限
日経225先物 27050 +280 (+1.04%)
TOPIX先物 1898.5 +18.0 (+0.95%)
日経225先物(6月限)は、前日比280円高の2万7050円で取引を終了。寄り付きは2万6930円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万6715円)を上回り、買いが先行して始まった。その後、2万7000円を回復すると同水準で保ち合い、前場半ばには一時2万7050円まで買われた。買い一巡後は2万7000円水準での上値の重さが意識されるなか、前引けにかけては戻り売りに押され、2万6830円まで上げ幅を縮めた。ただし、前引けにかけて下げに転じていた東京エレクトロン <8035> [東証P]やアドバンテスト <6857> [東証P]など指数インパクトの大きい値がさ株の一角が後場に買い直されるなか、2万6900円を挟んで底堅い値動きでの推移に。引けにかけてはショートカバーと見られる買いが強まり、前場半ばにつけた高値に顔合わせして、本日の高値で取引を終えた。
朝方はグローベックスの米株先物の強い動きや、政権幹部が「金融所得課税」の議論先送りを示唆したとの報道なども材料視され、寄り付き後の早い段階で2万7000円を回復。前場半ば以降は利食いに押される局面も見られたが、グローベックスの米株先物が強含み、NYダウ先物は300ドルを超える上昇で推移するなか、週明けの米国市場の上昇を先取りする格好でショートカバーが入ったようだ。
また、日経225先物は25日、75日移動平均線を支持線とした底堅い値動きを継続し、節目の2万7000円を回復してきたことにより、押し目狙いのロングでエントリー水準の切り上げにつながった面もあろう。もっとも、東証プライムの売買高は10億9700万株程度と4月26日以来の11億株を下回る薄商いだったこともあり、インデックスに絡んだ商いに影響を受けやすい需給状況だったと見られる。
NT倍率は先物中心限月で14.24倍に上昇した。一時14.20倍に低下する場面も見られたが、同水準に位置する25日線が支持線として機能する形状だった。グローベックスのナスダック100先物が1.0%を超える上昇で推移しており、ハイテク株などグロース株への物色が強まるようであれば、目先的にはNTロングを想定したポジションに向かわせることになりそうだ。
手口面では、日経225先物はABNアムロが2520枚、ソジェンが370枚程度の売り越しに対して、ゴールドマンが1280枚、みずほが670枚、ドイツが450枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はソジェンが1140枚、SMBC日興が1030枚程度の売り越しに対して、BofAが2650枚、クレディスイスが450枚程度の買い越しだった。
株探ニュース
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