悪材料出尽くし。
同社は先月末に22年3月期の連結最終利益を従来予想の1450億円から1090億円に下方修正し、翌営業日はこの発表を嫌気して売りが優勢となったが、
寄付きを安値として戻りの展開となったことからマーケットはこれを出尽くしと捉えたようだ。
米国の10年債金利が再上昇し、3%台を超えて直近の高値を更新してきたことから改めて銀行株などには見直し買いが入り、同社株も久しぶりに5日線を上抜けて来ている。
来週12日に決算発表をする予定だが、下方修正を発表していることから既に織り込み済みとなっており、この日は大きな動きは見せることはないであろう。
むしろ本日の上昇によって再度上昇トレンドに移行する可能性が高まったことから空売りの買い戻しが入って来ることも予想され、また先月末には利益確定の売りが進んで信用買い残も減少していることから需給バランスは買い優勢の状態であることから
上値は軽く買い戻しの買いを巻き込みながら直近高値更新の動きにも期待は持てそうだ。
米国の金利高はしばらく継続すると思われ、全体的にバリュー買いのグロース株売りのスタンスも崩れないと予想し、堅調な展開になると考える。
関連銘柄
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