シンプレクスは軟調地合いに抗して一時8.4%高、最高益更新続き配当も評価◇
シンプレクス・ホールディングス<4373.T>が軟調地合いに抗して大幅高、一時8.4%高の1863円まで駆け上がり、1900円近辺を横に走る25日移動平均線とのマイナスカイ離を急速に縮めている。大手金融向けを中心にシステム開発を行うが、DXコンサルティングから運用サービスまで幅広く手掛けているのが強み。前週28日取引終了後に発表した22年3月期の営業利益は前の期比41%増の63億6200万円と急増、21年3月期に同利益は3.7倍の高変化をみせており、発射台が高かったにもかかわらず、4割強の増益を達成したことは高く評価される。23年3月期については前期比7%増の67億7700万円と伸び率こそ鈍化するものの利益成長トレンドを維持する見通しで、連続最高益更新予想。また、初配当に漕ぎつけた前期から更に2円増配となる25円を計画していることも株高を後押ししている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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