いよいよ4月が終わり、次週より5月相場に突入します。
ゴールデンウィークの大型連休を前に、リスク回避としてポジションを減らしている投資家も多いかと思います。なせなら、5月には株価が大きく動く可能性の高いイベントが多いからです。
・5月3日~4日にはFOMC
・5月9日はロシア戦勝記念日
・5月9日~13日は決算発表ピーク
と前半だけでかなりイベントがあります。
5月相場については過去の日本株の推移を調べてみると、検証結果は・・・
勝率47.5%
平均損益率+0.65%
と勝率こそ50%を下回るものの、平均損益率はプラスとなっており、わずかながら株価が上がりやすい月とは言えそうです。
ただ全体的に株価が上がるというよりは、好決算を発表し評価された銘柄が上がり、決算発表で失望された銘柄が売られるといったパフォーマンスの二極化が起こりやすい月と言えそうです。ですので5月は銘柄選別がより重要になりそうな月と言えるでしょう。
特に今年は先ほどお伝えしたように、月の前半に株価が大きく動く可能性の高いイベントが多いです。
・FOMCでインフレ懸念がさらに高まり金融引き締めが強化されて株価暴落・・・
・ロシアの戦勝記念日でさらにウクライナ情勢悪化・・・
・決算発表で失望売り相次ぐ・・・
最悪の場合、このようなケースも想定しておく必要があるでしょう。ただ、仮にこのようなケースが現実化し株価が暴落したとしたらむしろ逆張りのチャンスです。不透明な今の相場は現金比率を高めておき、株価が暴落したタイミングで買い付けする逆張り戦略が5月はバシッとはまる可能性があるでしょう。
ですので今は無駄にトレードすることを避け、次の暴落に備えて、逆張り戦略に磨きをかけておくタイミングだと考えています。
システムトレーダーで複数の逆張り戦略でトレードする場合は、個々の逆張り戦略への資金配分を今一度確認しておきましょう。それだけでパフォーマンスが大きく変わるかもしれません。ぜひこの連休中にしっかりと準備しておきましょうね。
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