サンウッド、今期経常を25％下方修正

　サンウッド <8903> [ＪＱ] が3月25日大引け後(16:00)に業績修正を発表。22年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の5.3億円→4億円(前期は6.8億円)に24.5％下方修正し、減益率が22.9％減→41.8％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常損益も従来予想の3.3億円の黒字→2億円の黒字(前年同期は1.5億円の赤字)に39.3％減額した計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当期は新築分譲マンション「サンウッド錦糸町フラッツ」「サンウッド神楽坂」が竣工前完売となるなど好調に業績が推移し、期末時点での新築分譲マンションの完成在庫がゼロとなる見込です。　一方で、投資用一棟商用ビルの販売において、当期引き渡し予定だった「ＷＨＡＲＦ赤坂田町」「ＷＨＡＲＦ神田三崎町」の両物件の引き渡しが来期にずれ込んだことから、売上高、各利益を修正するものです。　両物件は自社利用目的の顧客への販売を企画していましたが、マーケティングの結果、賃貸付け後に利回り投資物件として販売すべきと判断し、来期物件として販売する計画に変更しました。この結果、当期の業績は下方修正となりますが、来期の計画に両物件の売上／利益が計上され、来期業績が同額程度上振れる見込みです。　なお、2022年３月期の配当金につきましては当初計画通り、１株当たり25円を予定しております。　また、決算発表日につきましては、2022年5月13日（金）を予定しております。